表を作るなら表計算ソフトのExcelを使えばいいと思っている方が多いようですが、例えばWordにも表作成機能はあります。
「そんなこと言っても、Wordじゃ大した表は作れないでしょ!」という声が聞こえてきそうですが、実はそんなことはありません。Wordの表でも基本的な集計機能は使えますし、何よりWordの表のいいところは、行・列の縛りが少ないことです。
Excelの場合はベースの行と列があるため、罫線の配置を自由に変えるなんてことはできませんが、Wordならば思いのままです。(もちろん多少の縛りはありますが)Excelで作成する表に比べてはるかに自由度が高くビジュアル重視の表作成ができます。
「だからって、複雑な数式や関数は使えないでしょう?」
はい、そのとおりです。ただし、Excelで基本的な表部分を作ってからWordにコピペして、さらにそれをWordで思い通りに編集するというワザも使えます。関数や数式はExcelのときに入れておいて、出来上がったビジュアル部分だけをWordに持ってきて加工しちゃうわけですね。
要は、ただ表だからといって安易にExcelを選ぶのではなく、完成イメージや用途に応じて柔軟にアプリケーションを使い分けるセンスが求められるということなのです。